新型コロナウイルス(COVID-19)対策マクロン大統領演説動画まとめ

フランス共和国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に関するエマニュエル・マクロン大統領のテレビ演説動画をまとめました。<<最終更新日: 2021年12月>>

より詳細なコロナ対策情報に関しては、フランス政府のサイト(フランス語)、または、在日フランス大使館のサイト(フランス語/日本語)を参照ください。

 

2021年11月9日のマクロン大統領の演説動画

 

2021年11月9日のマクロン大統領の演説要点

  • WHO(世界保健機関)によるとヨーロッパで第5波が始まった。感染者数が急増しているイギリスやドイツに比べるとフランスの感染は抑えられているものの、引き続き国民が団結しての警戒が必要。
  • フランスでは、国民の75%にあたる5100万人がワクチン2回接種を完了しているが、まだ未接種の600万人(12歳未満の者を除く)にもワクチン接種を強くお願いする。
  • ワクチン接種後6ヶ月以上経過すると抗体量が低下するため、65歳以上または重症化リスクの高い人への追加接種を推奨する
  • 12月15日以降、65歳以上または重症化リスクが高い人の「衛生パスポート(Pass sanitaire)」の更新には3回目の接種が義務づけられる
  • 12月からは50歳から64歳までの3回目接種も進める。

 

2021年11月9日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

11月9日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

11月9日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

 

2021年7月12日のマクロン大統領の演説動画

 

2021年7月12日のマクロン大統領の演説要点

  • 脆弱な者との接触が多い医療関係者・高齢者施設職員などは、9月15日までにワクチンを接種することを義務化する
  • 9月15日以降から取り締まりが開始され、該当者のうちワクチン未接種の者には制裁がなされる
  • 全国民にワクチン接種を義務化することはしないが、ワクチンをすぐに接種するよう推奨する。
  • 新学期から、中学生・高校生・大学生向けにワクチンキャンペーンが実施される
  • 今年初めにワクチン接種をした者の抗体や免疫が低下するため、9月初旬からこれまでと同じ条件下で新たにワクチンが接種できるようキャンペーンを実施する。
  • 感染リスクの高い国からの渡航者に対する水際措置が更に強化され、ワクチン未接種の者に対しては隔離が義務化される
  • 7月21日以降、50名以上が集まる娯楽・文化施設で、12歳以上の者に対し、ワクチン接種証明か陰性証明「衛生パスポート(Pass sanitaire)」の提示を義務化する
  • 8月上旬以降、カフェ・レストラン・ショッピングモール・病院・高齢者施設・長距離移動の航空機/列車/バスの利用にも、「衛生パスポート(Pass sanitaire)」が義務化される
  • 秋以降、処方箋なしのPCR検査を有料化する

 

2021年7月12日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

7月12日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

7月12日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

 

 

2021年4月29日のマクロン大統領のインタビュー内容

<<第1段階: 5月3日~>>

  • 日中の移動は証明書なしで可能
  • 地域間の移動制限を解除
  • 夜間外出制限は現行維持。
  • 商店の営業は現行維持。
  • テレワークは維持。
  • 中学の第4・第3学年と高校は半数の登校で開校。

<<第2段階: 5月19日~>>

  • 夜間外出制限を21時からに繰り下げ。
  • テレワークは維持。
  • 生活必需品以外の店舗、バー、レストランのテラス席の営業再開
  • 美術館、観光スポット、着席の映画館、劇場を再開
  • 屋内外のスポーツ観戦、スポーツ活動を再開。

<<第3段階: 6月9日~>>

  • 夜間外出制限を23時からに繰り下げ。
  • テレワークを緩和。
  • カフェ、レストラン等の飲食店の営業再開
  • 文化・スポーツ施設は5000人まで収容可能。
  • 接触を伴うスポーツは屋外施設、接触を伴わないスポーツは屋内施設で再開。
  • 見本市、展示場を再開。
  • 外国人観光客の受け入れを再開。

<<第4段階: 6月30日~>>

  • 夜間外出制限を解除
  • 屋内外で1000人以上を収容するあらゆる催し物への参加が可能。
  • ナイトクラブは引き続き閉鎖。

 

2021年3月31日のマクロン大統領の演説動画

 

2021年3月31日のマクロン大統領の演説要点

  • 4月3日(土)からフランス全土で外出制限(ロックダウン)を実施
  • 19時~6時までの夜間外出禁止
  • 6時~19時の間は、自宅から10㎞圏内であれば住所を証明する書類を携帯のうえ、時間無制限外出可能
  • 4月5日(月)以降、やむを得ない理由がない限り地域をまたぐ移動禁止
  • 生活必需品を除く全ての店舗・施設を閉鎖
  • テレワークは引き続き実施可能な限り徹底。
  • 4月3日の週末に限り、復活祭のために地域間を移動することは可能。
  • 4月6日(火)から保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校は三週間休校(4月12日からは二週間の春休みとする)。
  • 幼稚園と小学校は4月26日から、中学校と高校は5月3日から再開予定
  • 大学等の高等教育機関に関しては、引き続き遠隔授業と週1回の登校。
  • 3月31日の時点で、850万人がワクチンの第1回接種300万人が第2回接種を完了。
  • 70歳以上は3月31日から、60歳以上は4月16日から、50歳以上は5月15日から、50歳未満は6月半ばから、順次ワクチン接種が可能。
  • 5月半ばから夏にかけて、文化・スポーツ・レジャー関連施設、イベント会場、カフェ、レストラン等の段階的な再開を目標とする

 

2021年3月31日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

3月31日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

3月31日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

 

2020年11月24日のマクロン大統領の演説動画

2020年11月24日のマクロン大統領の演説要点

<<第1段階>>

  • 11月28日から新しい緩和措置を導入。
  • 外出許可証の携行は引き続き必要。現行通り、可能な限り家にとどまり、可能な場合はテレワークを続け、私的会合・家族の集まり・不必要な移動は控える。
  • ペットの散歩や運動目的の外出は、1日1回自宅周辺20km圏内において3時間以内であれば可能。
  • 屋外での課外活動宗教施設での30人までの礼拝が認められる。
  • 厳格な衛生措置を取りつつ、商店・訪問サービス等の営業が再開される。
  • ただし、書店・レコード店・図書館等は21時までの営業とする。

<<第2段階>>

  • 新規感染者数が1日当たり5,000人に抑えられていれば12月15日から外出制限が解除されクリスマス休暇には地域間の移動が可能となる。
  • クリスマス期間中の子どもたちの屋内での課外活動も可能となる。
  • 映画館・劇場・美術館も再開可能となる。
  • 大人数による集会・宴会は引き続き禁止。多くの人が集まるテーマパーク・展示場は閉鎖
  • 冬季スポーツ施設については近日中に措置が発表される予定だが、クリスマス期間中の営業の望みは薄い。
  • 12月15日からは、21時から翌朝7時までの夜間外出禁止措置が取られる。
  • 12月24日及び31日は自由に行動することができる。ただし、公の場での集会は認められない。

<<第3段階>>

  • クリスマス期間中の感染が抑えられたかを見極めた上で更なる緩和措置は1月20日より導入
  • 感染を1日当たり5,000人に抑えられれば、スポーツ施設及びレストランの営業が再開され、夜間外出禁止の時間が短くなる。
  • 現在はクラスの半数の出席となっている高校では、クラス全員の出席が可能となる。
  • 全員出席での授業が高校で再開されてから2週間後には、大学でも全員出席での授業が再開される。
  • 政府は15日ごとに経過を観察し、更なる緩和を進めるか、規制するか決定する。

 

2020年11月24日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

11月24日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

11月24日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

 

2020年10月28日のマクロン大統領の演説動画

2020年10月28日のマクロン大統領の演説要点

  • 10月30日(金)から12月1日まで、フランス全土で外出制限(ロックダウン)を導入
  • 多くの人を収容する施設、レストラン・バーといった飲食店など、生活必需品を扱う商店以外は閉鎖
  • 予防措置を取ることを前提に、保育園・小学校・中学校・高校は閉鎖しない。大学等の高等教育機関は原則オンライン授業。
  • 可能な限りテレワークが改めて標準化されるが、行政窓口、工場、農業、公共事業等は稼働を続ける。
  • 証明書を持参の上で、通勤・通学、通院、家族の介助・介護に出向くこと、買い物及び近所での軽い運動といった必要な外出のみ許可される
  • 家族以外の私的な集まり、公共の場での集会は禁止
  • 万聖節(Toussain)のバカンスからの帰宅を除いて、居住地域圏外への移動は不可
  • EU域内の国境は引き続き閉鎖されない。EU域外との国境は引き続き閉鎖(仏国外に居住の仏人は、帰国が可能)。

 

2020年10月28日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

10月28日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

10月28日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

 

2020年10月14日のマクロン大統領のインタビュー動画

 

2020年10月14日のマクロン大統領のインタビュー要点

  • 10月17日から6週間にわたり、イル=ド=フランス地域圏及び8つの都市圏(グルノーブル、リール、リヨン、エクス=マルセイユ、モンペリエ、ルーアン、サン=テティエンヌ、トゥールーズ)において21時から翌朝6時まで夜間外出禁止を実施。
  • 夜間外出禁止令中は、対象地域の全ての劇場、レストラン、バー等は21時に閉店小中学校、高校、大学は閉鎖しない
  • 夜間外出禁止令に違反した場合は罰金135ユーロ。再犯は1,500ユーロ。
  • 地域間の移動は制限せず、万聖節(Toussain)のバカンスに伴う移動も可能。
  • 1m以上の距離の確保、手洗い、マスク着用、換気といった措置に加え、友人を招く際等に6人を超えないようにする、「6人ルール」を推奨
  • テレワークは義務化はしないが、実施可能な場合、週に2~3回のテレワークの実施を推奨。
  • 導入済みの「StopCovid」アプリに替わり、新たなアプリ「TousAntiCovid」を10月22日にリリース予定。

 

2020年6月14日のマクロン大統領の演説動画

2020年6月14日のマクロン大統領の演説要点

  • 6月15日以降、新たな段階(nouvelle étape)が始まる。これまでの予防措置の継続が奨励されるが、仕事をしたりアートを満喫したりフランスにおいて完全に生活を再開できる
  • 6月15日からイル・ド・フランス地域圏のカフェやレストランを再開
  • 6月15日から欧州内の移動が可能。7月1日から欧州外への移動が一部可能となる。
  • 保育園、小中学校は全生徒を6月22日から受け入れ準備を行う予定。
  • 市町村選挙第2回投票は6月28日に実施。

 

2020年6月14日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

6月14日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

6月14日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

 

2020年4月13日のマクロン大統領の演説動画

2020年4月13日のマクロン大統領の演説要点

  • 5月11日まで外出制限措置を延長する。
  • 5月11日から、託児所と小中高校は段階的に再開する。高等教育機関は夏までは引き続き遠隔での開講。
  • レストラン、バー、映画館、劇場、博物館等は引き続き閉鎖する。イベントや集会などは7月中旬までは禁止
  • 5月11日から、症状のある全ての人に対しテストを実施できるようになる。また、大衆用マスク(masque grand public)を全ての国民に配布する。
  • EU域境は新たな決定まで閉鎖継続

 

2020年4月13日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

4月13日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

4月13日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

 

2020年3月16日のマクロン大統領の演説動画

2020年3月16日のマクロン大統領の演説要点

  • 3月17日正午から少なくとも15日間、仏国内において外出を厳しく制限野外におけるすべての集会、友人や親族との会合は禁止。1メートルの距離を守り接触を避けた形での買い物、通院、テレワークが困難な場合の通勤、運動といった必要な外出のみを許容
  • 外出禁止令の規則に違反した者は罰則を受ける。
  • EU共通の決定により、3月17日正午から、EU及びシェンゲン圏への入境を閉鎖し、EU域外の国とEU域内の国の間の移動を30日間停止
  • 市町村議会選第2回投票は延期される。
  • 税金及び社会保険料支払いの延期、銀行の貸し付けの返済期限の繰り延べ、国による3000億ユーロを上限とした保証を行う。小企業に関しては、税金、社会保険料、水道・電気・ガス代金、賃料支払いも延期。

 

2020年3月16日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

3月16日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

3月16日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

 

2020年3月12日のマクロン大統領の演説動画

2020年3月12日のマクロン大統領の演説要点

  • 全国民に対し移動は必要最小限度にするよう呼びかける。
  • 全ての70歳以上の高齢者、慢性病患者、呼吸器系疾患患者、障害者に対し、可能な限り自宅待機を求める。
  • 3月16日以降、フランス全国の保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学を閉鎖
  • 企業に対し、テレワークの促進を推奨
  • 市町村議会選(3月15日及び22日)は感染対策を行った上で予定どおり実施する。
  • 自宅待機を余儀なくされた従業員に対し政府が補償する。証拠書の提出、手続、追徴金なしに全ての希望する企業が3月分の納税を延期可能とする。
  • 欧州は連携して対処すべき。妥当と判断される場合には国境封鎖措置が取られる。

 

2020年3月12日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

3月12日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)

3月12日のマクロン大統領のテレビ演説全文(フランス語)PDF

 

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