フランス語の表現Il fait un temps de chien(犬の天気だ)とは

“Il fait un temps de chien” の意味

Il fait un temps de chien(イル フェ アン トン ドゥ シアン)」は、フランス語の表現で、直訳すると「犬の天気」という意味となる。フランス語でchienは「犬」という意味である。

このフレーズは、特定の天候の種類を指すのではなく、激しい雨、強風、寒さ、または不快な天候条件が続いているなど、天候が非常に悪いことを表す

英語でも「犬(dog)」を用いた慣用句「raining cats and dogs(土砂降り)」と言われるように、フランス語でも犬は悪天候を連想させる存在とされる。

 

“Il fait un temps de cochon” とは

また、天気に関する同様の表現で、「Il fait un temps de cochon(イル フェ アン トン ドゥ コション)」というのもある。cochonはフランス語で「豚」を意味し、直訳すると「豚の天気」という意味となる。

Il fait un temps de cochon」は、「Il fait un temps de chien」と同様に悪天候を表すが、こちらは「Il fait un temps de chien」よりもさらに悪い天候を指すことが多い。

 

“Il fait un temps de chien” を使った例文

「Aujourd’hui, il fait un temps de chien. Je ne vais pas sortir. 」(今日は非常に天気が悪いので、外出しないつもりです。)

Il fait un temps de chien depuis plusieurs jours. J’espère que le soleil reviendra bientôt.」(この数日ずっと嫌な天気だ。早く太陽が戻ってくるといいのだが。)